東京では、住む家がなくネットカフェに寝泊まりする人は1日4000人。カプセルホテルにもたくさん家なしの人が宿泊していると思われ、日本の貧困率は先進国の中では高い水準。 贅沢はまったくできず生活するだけで手一杯という貧困者は、生きている楽しみを実感することはありません。 楽しみがなく先が見えない生活が続くと、人は活気がなくなり目つきもうつろな感じになってきます。 投げやりな気分になり人の目を気にしなくなるのでモラルやマナーは低下し、「どうにでもなってしまえ」みたいな人生あきらめモードにはいることもあります。 ちなみに貧困者の僕は税金も年金も保険も払っておらず、社会的には義務を果たさない悪い人。 高収入の人は老後の心配や病気になったときの治療費を心配しますが、貧困の僕は将来のことよりも明日の生活のことが心配です。 将来の夢?そんなものはありませんね。 日本が成長期だったころは、「盆栽の世話をする」とか「ゲートボールを始めてみる」とか、老後さえ楽しく想像する人は多かったようですけど。